情報収集はどうしたらいい?

実際に、視力回復手術を受けようと思っても、最低限の情報収集はしたいものです。自分が受ける手術がどんなものなのか、費用はどれくらい見込んでおけばいいのかなど、知りたい情報はいくつかあります。レーシックと ICL のどっちを選べばいいのかってことも素人では判断できないので、最終的には検査を受けて医師に診断を仰ぐしかありません。仮に、希望の手術があっても自分の目に適さない場合もあるので、まずは、大まかな情報を入手して、具体的には検査データを見ながら医師の説明を聞くのが一番。クリニック選びに重点を置いて情報収集をすることが、無駄な迷いを少なくすることに役立つと思いますので、参考にしてみてください。

体験者に実際の感想を聞いてみる

いざ、視力回復手術を受けようと思っても、レーシックと ICL のどっちを選べばいいのか迷ってしまうこともあると思います。私の友人の中には、レーシックを受けた人もいれば、ICL を受けた人もいますが、どちらも「手術を受けてよかった」「もっと早く受ければよかった」「生活が楽になった」といった同じ感想を持っています。実際に、見え方に違いがあるかと聞いても、どちらも鮮明でクリアに見えるという意見です。よくレーシックとICL の見え方を比較した画像がネット上でも見受けられますが、手術を受けた友人は「こんなに露骨な差があるわけない」「明らかに ICL に誘導している」と笑い話にされてしまいます。実際に手術を受けた人の意見なので、どちらで手術を受けても見え方に遜色はないのかもしれませんが、手術を検討している人は、身近にいる体験者に感想を聞いてみると参考になると思います。

自分で調べるにも限界があります

視力回復手術を受けようと思った時に、インターネットを使って色々と調べると思いますが、ネット上には間違った情報や偏った意見も沢山あります。また、ネット上には古い情報も数多く残っていますので、情報の選別が大変です。また、専門用語も多く、見慣れない単位やレーザー機器の性能などは、すべてを正しく理解することは不可能です。仮に、間違った情報を鵜呑みにして手術を受けてしまったら・・・・と思うとネット上の情報だけで判断することは危険に思えます。インターネットでの情報収集は大切ではあるが、情報過多にならないことと、個人的な悪口や批判は参考外として考えたほうが賢いのかもしれない。ちなみに私の友人たちは、手術を受けることを検討していたクリニックのホームページから情報を得たとのこと。見過ぎても訳が解らなくなるので、あとは検査や診察の際に質問して解決できたと言います。

参考になるのはクリニックのホームページ

ある程度の正しい情報を入手するには、やっぱりクリニックのホームページを見るのが有効だということに行きつきます。それは、「医療機関として情報を公開していること」「その施設で使用している機械の情報を知ることができる」「メリットもデメリットも知ることができる」「医師のプロフィールやクリニックの雰囲気を知ることができる」といった理由からです。
もちろん、自分のクリニックを宣伝したいという部分も見え隠れすると思いますが、自分の勤めている会社をアピールするのは社会人であれば当然のこと。その部分を理解したうえで見れば、医療機関だからこそ病気や治療に関する情報については信憑性が高いと考えるのが妥当ではないでしょうか。自分が気になったクリニックのホームページを参考にするのが、迷いを少なくすることに役立つと思います。ただし、偏った意見や何かを強く否定するようなクリニックの情報には注意が必要です。

口コミサイトは参考になる?

外食やレジャーなど様々な分野に対して口コミサイトが散乱しているのは皆さんも周知のことと思いますが、医療業界にも口コミサイトが進出してきています。ただ、どの分野の口コミサイトも個人の評価であり、悪口、誹謗中傷が目立つのが実情です。中には、必要のないことまで批判している書き込みもありますので、一部の人のストレス発散の場になっているという印象を受けます。よくよく考えれば、目が良くなってハッピーな状況で口コミサイトに書き込もうなんて誰も思わないですよね!食事にしたって、美味しいご飯を食べて満足している状況で、わざわざ口コミサイトに投稿する気分にはならないと思います。私の友人にもレーシックや ICL を受けた人がいますが、誰一人として口コミサイトに投稿したことはなく、「めんどくさい」「自分が満足しているから必要ない」といった意見でした。逆に、口コミサイトを参考にしたかと聞いたら「見ていない」「読むと気分が悪くなる」「知らない人の意見に興味はない」という答えが返ってきました。
ということで、参考になるコメントもあることは否定しませんが、手術を受けようと考えている人にとって参考になる情報は少ないという評価です。

検査を受けて医師の説明を聞くこと

自分が視力回復手術を受けようと思った時、最も具体的な話を聞けるのはクリニックを受診してみることです。人の話を聞いても、ネット上の情報を見ても、実際に手術を受けるのは自分自身だからです。人間の目は個々によって違いがあるので、A さんがレーシックを受けることができても、B さんはレーシックが受けられないこともあります。この手術が適応するかどうかの判断は、自分が検査を受けてみて初めて得られる情報であり、この情報を基に医師が具体的な診断をしてくれるという訳です。もしかしたら、レーシックを希望していても ICL しか受けられないこともありますし、その逆も然りです。中には、両方とも受けられないケースもありますので、何ヵ月もインターネットで情報収集していたことが水の泡になってしまう可能性もあるのです。自分自身の目について診断を受けられる訳なので、これほど具体的な情報は他にはありません。迷っている時は具体的な行動に移すことで、すべてが解決するかもしれません。